水安全計画
1.水安全計画とは
水道水を家庭の蛇口へ届けるまでには、原水(河川等から取水した水)を浄水場できれいにし、できた浄水は、水道管により配水場などを経由して送られます。しかし、蛇口までの過程には水道水の安全をおびやかすさまざまな危害(リスク)が潜んでいます。
これまで以上に安全な水道水を安定して供給するため、これらのリスクを分析して水道事業体で必要な対応の
方法をとりまとめたものが「水安全計画」です。
当企業団では、平成22年3月に「荒木浄水場水安全計画」を作成し、運用しています。
2.水安全計画に基づくリスクへの対応のイメージ
水安全計画では、どこで、どのようなリスクが発生するか、また、どのような手段によって監視し、水質変化
があった場合にはどのように対応するかなど、あらかじめ関係部門で必要となる対応方法を決めておきます。
リスクが発生した場合には、各部門が連携し、より迅速・的確な対応をとることができます。
3.水安全計画の主な内容
4.水安全計画作成による効果
5.実際の対応例
当企業団が対応する実際の例は下表のとおりです。